大阪きづがわ医療福祉生活協同組合 Osaka-Kizugawa Health Co-operative Association

報告 2018.10.10

 分科会では、青年の集いに参加しました。原爆投下時に爆心地から1㎞以内で屋外にいた学生が2471名おられました。その内、2371名が亡くなられました。死亡率は、93.8%という高い数字でした。さらに、爆心地から2㎞以内の屋外にいた生存者の全員(100%)が大火傷をしたことを知り、原爆の恐怖を改めておぼえました。
 爆心地から近い所にある袋町小学校前で、その当時を少しでも学ぶために参加者全員で証言集を朗読しました。改めて、当時の事を想像する機会となりました。広島では、原爆を忘れないために夏休みに平和登校日などがありました。しかし、今、広島でも、だんだんと原爆の怖さを学ぶ平和登校日は減っているそうです。平和の大事さを学ぶ機会が減っていることに危惧します。
 この三日間たくんさん考えたり、思ったりし、平和についてしっかり学べました。大阪に帰っても、自分でできる運動(署名・デモに参加)を頑張っていきたいです。

西成デイケア 伊藤 憲太郎